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朝晩の冷え込みが強まり、空気が乾いてくる頃。
風の温度がわずかに変わり、
季節の移ろいを肌で感じる時期です。
この「冷たさ」と「乾燥」は、
私たちの体にも静かな影響を与えています。
空気が冷えることで体の表面がこわばり、
呼吸が浅くなりやすくなるのです。
呼吸が浅くなると、血流や自律神経の働きにも乱れが生じ、
体の内側に“緊張”が残ります。
秋は一見穏やかな季節ですが、
眠りを浅くする小さな要因が積み重なる時期。
その変化に気づき、体を静かに整えることが、
深い眠りへの第一歩となります。
人は眠るとき、ゆるやかな呼吸とともに副交感神経が優位になります。
しかし、乾燥によって鼻や喉の粘膜が刺激を受けると、
体は「防御反応」として軽い緊張状態になり、
眠りが浅くなりやすくなります。
また、湿度が下がると血流も滞りやすく、
体温調整がうまくいかず、寝つきに時間がかかることもあります。
空気が冷たく乾くと、呼吸筋が硬くなり、
胸の動きが浅くなってしまいます。
浅い呼吸では、体内に十分な酸素が行き渡らず、
脳や体が“休息モード”に入りにくくなるのです。
深く息を吐く――
そのシンプルな動作が、眠りを整える第一歩になります。
乾燥した冷たい空気に触れると、
皮膚や筋肉は自然に収縮して熱を逃がさないようにします。
この働き自体は大切ですが、続くと体は慢性的に緊張し、
眠るころにはすでに“疲れている”状態に。
体の外側がこわばることで、
内側(内臓)の動きも鈍くなり、睡眠の質に影響を及ぼします。
・夜は加湿器や濡れタオルで、部屋にほどよい潤いを(喉と呼吸を守る)
・寝る前に、温かい飲みものを一口(体を内側から温める)
・足先や手先を軽くもみ、血の巡りを促す(冷えを防ぐ)
乾いた空気は、呼吸を浅くし、自律神経を緊張させます。
ほどよい湿度と温もりが、体を“休息モード”へと導く鍵。
また、寝具も早めに衣替えを。
掛け布団を少し厚めに、枕元に水を置くだけでも、
朝の目覚めが軽くなることがあります。
乾燥を防ぐことは、眠りを守ること。
静かな夜に、体をあたため、呼吸を深める時間を持ちましょう。
RE-SO-LV鍼灸院(大阪市北区中津)では、gentleism(紳士主義)の考えに基づき、
・背中や首への鍼灸で自律神経を整え、深い呼吸と血流を促す
・お腹のお灸で内臓を温め、冷えからくる浅い眠りを防ぐ
・季節の変わり目に乱れやすいリズムを、静かに整える
といった方法で、秋の夜に起こる“眠りの乱れ”をやさしく整えています。
刺激ではなく、支える。
gentleismの施術は、体の声を聴きながら、
必要な分だけ、静かに整えていくことを大切にしています。
秋の夜は、空気の澄んだ美しい時間。
その静けさの中で、体をゆるめ、呼吸を深めること――
それが、冬へ向かう準備となります。
乾燥や冷えに負けない体をつくることは、
眠りの質を守る、もっともやさしい養生です。
📍 大阪市北区中津(阪急中津駅徒歩2分・大阪メトロ中津駅徒歩5分)
🌙 睡眠に悩む男性のための完全予約制・完全個室鍼灸院
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