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『REM睡眠・NREM睡眠 ― 眠りの質は「長さ」だけでは決まらない』

Ⅰ. 長く寝ても、回復感が出ないことがある

長く寝たはずなのに、
朝から体が重い。
そのような日があります。

睡眠は、時間だけで決まるものではありません。
大切なのは、眠りの“流れ”です。

眠りは、
NREM睡眠とREM睡眠が
交互に現れて成り立っています。

この流れが途切れると、
長く眠っても、
休んだ感じが残りにくくなります。

今回は、
REM睡眠とNREM睡眠の違いから、
眠りの質を見ていきます。

Ⅱ. 睡眠は、NREMとREMが交互に回っている

眠りは、
ずっと同じ深さではありません。

まず、NREM睡眠に入り、
そのあとREM睡眠へ移ります。
この流れを、一晩のあいだに繰り返しています。

1回の流れは、
およそ90〜120分です。

前半は、
深いNREM睡眠が出やすくなります。
後半はREM睡眠が長くなりやすくなります。

つまり睡眠は、
役割を入れ替えながら進んでいます。

Ⅲ. NREM睡眠は、身体の休息に向かう土台になる

NREM睡眠は、
身体が休息に向かう眠りです。

NREMには、
浅い段階から深い段階まで
いくつかの層があります。

中でも多いのがN2で、
睡眠全体の**45〜60%**ほどを占めます。
「ほどよい深さ」の時間が、
一晩の土台になっています。

さらに深い段階がN3です。
全体の**10〜25%**ほどで、
夜の前半に出やすくなります。

この時間は、
身体の緊張がゆるみやすく、
休んだ感じに関わりやすい段階です。

Ⅳ. REM睡眠は、脳の整理に関わる

REM睡眠では、
脳の働きが活発になります。

その一方で、
体の筋活動は強く抑えられます。
眠っていても、
体は動きにくい状態です。

REM睡眠は、
夜の後半ほど長くなりやすい段階です。

この時間は、
情報の整理や、
感情の切り替えに関わると考えられています。

つまりREM睡眠は、
身体を休めるというより、
脳が情報を整理する側の眠りです。

Ⅴ. 中途覚醒が多いと、睡眠の“流れ”が崩れやすい

夜中に何度も目が覚めると、
睡眠は細切れになりやすくなります。

すると、
前半の深いNREM睡眠(N3)も、
後半のREM睡眠も、
途切れやすくなります。

その結果、
長く寝たはずでも、
回復感がまとまりにくくなります。

頭がすっきりしない。
体が重い。
そのような朝につながることもあります。

睡眠は、
ただ長く取るだけではなく、
流れが保たれることも大切です。

Ⅵ. まずは、起床時刻のズレを1時間以内に

睡眠の流れを守るには、
夜だけを頑張りすぎないことも大切です。

いちばん効きやすいのは、
朝の時刻を大きく崩さないことです。

休日も、起床時刻のズレは
1時間以内を目安にしてください。

朝の時刻が大きくずれないと、
夜も眠りに入りやすくなります。
その結果、眠りの流れも保たれやすくなります。

もし今、眠りが乱れているなら、
まずはここからで十分です。

無理に完璧を目指さず、
「1時間以内」を続けてみてください。


出典・参考(抜粋)
Falup-Pecurariu C, Diaconu Ș, Țînț D, Falup-Pecurariu O.(2021)Experimental and Therapeutic Medicine
Peever J, Fuller PM.(2017)Current Biology
Dijk DJ.(2009)Journal of Clinical Sleep Medicine
Walker MP.(2009)Journal of Clinical Sleep Medicine
Deliens G, Leproult R, Neu D, Peigneux P.(2013)Sleep
Wei Y, Krishnan GP, Komarov M, Bazhenov M.(2018)PLOS Computational Biology
Vetrivelan R, Bandaru SS.(2023)Current Neurology and Neuroscience Reports


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