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『眠れない夜に足りないもの ― 睡眠圧とアデノシン』

Ⅰ. なぜ眠りは「条件」で変わるのか?

眠れない夜があっても、
あなたに落ち度があるわけではありません。

睡眠は、意志で押し切るものではなく、
体の条件がそろったときに深まりやすい生理反応です。

今回はその条件のひとつ、
睡眠圧(プロセスS)とアデノシンを整理します。

Ⅱ. 眠気は「気分」だけで起きているわけではない

眠気には、起きているほど眠りが必要になる仕組みがあります。

この“必要性”を示すものが、
睡眠圧(プロセスS)です。

睡眠圧は、覚醒の積み重ねで高まり、
眠ることで下がっていくと考えられています。

その背景の一つに、
脳の活動とともに増えやすいアデノシンの関与が示されています。

Ⅲ. 一日の中で、睡眠圧はどう動くのか

朝は、前夜の睡眠で睡眠圧が下がった状態から始まります。
日中を過ごすほど、眠気の土台が育ちやすくなります。

夜に「休みたい」と感じやすくなるのは、
この積み重ねが背景にある、という理解です。

休日に遅く起きた日は、
夜になっても眠気がはっきりしないことがあります。

それは「怠け」ではなく、
起きている時間が短い日だと見立てられます。

Ⅳ. 同じ「眠れない」でも、入口が違う

「疲れているのに眠くならない」
「眠いのに眠れない」

どちらもつらいのですが、
入口が違います。

前者は、眠気そのものが立ち上がりにくい夜。
睡眠圧が十分に育っていない可能性があります。

後者は、眠気はあるのに、
眠りへ入る条件がそろいきらない夜です。

自分を責める必要はありません。
まずは「今日はどちら寄りか」を見分けるだけで、
打ち手が選びやすくなります。

Ⅴ. 途中で目が覚める夜は、回復感が落ちやすい

夜中に何度も目が覚めると、
翌朝の回復感が得られにくいことがあります。

ある程度まとまって続くことで、休息として感じやすくなります。

睡眠圧は、眠っている間に下がっていくと考えられています。
途中覚醒が増えると、この流れが細切れになりやすくなります。

もちろん理由は一つではありません。
ただ「回復感が薄い」と感じるときは、
睡眠の“連続性”が保てているかが手がかりになります。

Ⅵ. まとめ――眠れない夜に「足りないもの」を見立てる

睡眠圧は、覚醒で高まり、睡眠で下がる。
その背景に、アデノシンの関与が示されています。

眠れない夜は、意志で押し切るより、
「今日は何が足りないか」を見立てるほうが前に進めます。

最後に、今夜の条件をひとつだけ。
寝室に仕事を持ち込まない。

「休む場所」を守るだけで、
眠りの入口は保ちやすくなります。




出典・参考(抜粋)
厚生労働省(2023)健康づくりのための睡眠ガイド2023.
Borbély AA. (2016) J Sleep Res.
Porkka-Heiskanen T, et al. (1997) Science.
Reichert C, et al. (2022) J Sleep Res.


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